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デビュー前JKシンガー 家入レオ / 1万人ライブ
スポーツ報知(2011年9月19日掲載)
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 現役女子高生シンガー・ソングライター、家入(いえいり)レオ(16)が来月23日、1万人の観客が集まる東京・代々木第一体育館でデビューライブを行うことになった。 力強い歌声にほれ込んだ関係者が、AKB48、KARAら3日間約30組が登場する一大イベントに異例の大抜てき。 尾崎豊さん(享年26歳)に憧れる福岡出身の実力派新人は、来年2月15日に「サブリナ」でメジャーデビューも決定。同世代の心情を代弁する“女・尾崎”として、大きな舞台に立つ。


女・尾崎豊
 名前の通り、獅子のような鋭い目を持つ16歳の”JK(女子高生)シンガー”家入レオ。デビュー前にいきなり、1万人の観客の前でお披露目ライブを行うことが決定した。
 家入は今春、福岡から単身上京。シンガー・ソングライターとしての原点は、憧れでもある伝説のミュージシャン、尾崎豊さんだ。鬱屈した自分を表現しようと、ギターを手に13歳で歌手を志した家入。 尾崎さんが「15の夜」で“逃げ場のない苦しみや葛藤”をつづった詞に強く共感し、歌の持つ力を確信したという。

来月23日AKBなど出演イベント
 絢香(23)、YUI(24)ら実力派女性歌手を輩出した福岡の音楽塾を卒業し、70曲以上を書きためてきた。強い目が放つオーラに加え、 歌唱力、作詞・作曲の才能を評価したレコード会社と昨年、契約を結び、来年2月15日のメジャーデビューが決まった。
 今回出演するライブイベント「MUSIC FOR ALL,ALL FOR ONE」(12月23〜25日)は、AKB48、KARA、倖田來未ら約30組が出演。 家入は、23日のオープニング・アクトとして登場する。イベント関係者は「16歳らしからぬ、力強いボーカルに強烈な印象を受けた。 未知数かもしれないが、きっと1万人も観客の心に残るパフォーマンスをする」と、トップバッター抜てきの理由を明かした。
 デビュー曲「サブリナ」は、本当の愛が欲しい―と歌うロック調の楽曲。「自分で叫ばないといけない。ネットやメールだけじゃ、本当に心に届くことはないと思うから」と話した家入。 同世代からカリスマ的人気を誇った尾崎さんのように、現代の女子高生の喜怒哀楽を歌で代弁する。夢だという世界デビューへ、まずは1万人の前で力強く“レオ”が吠(ほえ)える。

◆家入 レオ(いえいり・れお)
1994年12月13日、福岡県生まれ。16歳。幼少からピアノを始め、小学校では合唱部に所属。13歳で音楽塾ヴォイス福岡校に入塾し、作曲活動を始める。デビュー曲「サブリナ」は12月21日から配信。
好きな歌手はYUI、平井堅、アヴリル・ラヴィーンら。趣味は映画、読書、茶道、百人一首。血液型A。
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